奄美大島へ東京・大阪・各都市からアクセスする方法と市街地への行き方

奄美大島へ行くにはどのようなルートがいいのでしょうか。出発する都市別に所要時間や料金の目安を見比べて、自分に合った快適なアクセス方法を見つけましょう!

奄美大島の市街地への行き方も要チェックです。

奄美大島へのアクセスは飛行機かフェリーのどっちがいいの?

奄美大島は鹿児島と沖縄本島のちょうど真ん中あたりに位置する、鹿児島県の離島です。島の面積は日本の離島で3番目に大きく、沖縄本島と新潟県佐渡島の次に広い島となります。

奄美大島へのアクセスは、飛行機、もしくはフェリーで行くことができますよ。それぞれの利便性をチェックしてみましょう!

飛行機で奄美大島へ行く

奄美空港に到着したスカイマークのジャンボジェット機

利用できる飛行機は『JALグループ』『Peach』『スカイマーク』の3社です。JALグループには、日本エアコミューター(JAC)、ジェイ・エア(J-AIR)、琉球エアコミューター(RAC)などが含まれます。

直行便が出ている都市には「東京」「大阪」「福岡」「鹿児島」「沖縄」があり、その他の地域や時間帯によっては、鹿児島を経由すると便利です。

フェリーで奄美大島へ行く

奄美大島へはフェリーでも行くことができる ※写真はイメージ

奄美大島へフェリーで行くなら鹿児島新港~沖縄本島を結ぶ「鹿児島航路」か、もしくは鹿児島新港から喜界島を経由する「喜界航路」があります。

「鹿児島航路」は『マルエーフェリー』と『マリックスライン』の2社が一日交替で、「喜界航路」は『奄美海運』が運航していますよ。

結論としてはLCCが参入したこともあり、所要時間や料金ともに直行便を利用するのが圧倒的に便利で快適です。奄美群島めぐりや船旅を楽しみたい場合は、フェリーを利用するといいでしょう。

下記の各都市からの所要時間や料金も併せて確認してみてくださいね!

奄美大島への行き方:東京発着

羽田・成田ともに1日1便の直行便があり、奄美大島には午後に到着します。鹿児島経由便は時間がかかるかわりに午前中に到着できるので、奄美大島での滞在時間を長く取れるのがメリットです。

直行便

  • 羽田空港(約2時間20分)JAL系 1日1便(片道の料金目安:先得17,390円~)
  • 成田空港(約3時間)peach 1日1便(片道の料金目安:シンプルピーチ5,990円~)

経由便(羽田~鹿児島経由~奄美大島)

  • 羽田空港(約3時間50分)スカイマーク 1日1~2便(片道の料金目安:いま得10,190円~)

このほかJALでは、羽田空港から鹿児島経由の乗り継ぎが可能です。午前中に奄美大島に到着でき、かつ出発時間の選択肢が増えます。

奄美大島への行き方:大阪発着

伊丹・関空ともに1日1便の直行便があり、奄美大島には午前中に到着します。

直行便

  • 伊丹空港(約1時間45分)JAL 1日1便(片道の料金目安:スーパー先得8,260円~)
  • 関西空港(約1時間45分)peach 1日1便(片道の料金目安:シンプルピーチ4,790円~)

このほかJALでは、伊丹空港から鹿児島経由の乗り継ぎが可能です。復路に利用すると奄美大島での滞在時間を長くすることができます。

奄美大島への行き方:福岡発着

直行便に乗る場合は、朝6:30頃に福岡空港に到着しておく必要があります。そのため乗り継ぎには適していません。

直行便

  • 福岡空港(約1時間15分)JAL系 1日1便(片道の料金目安:スーパー先得13,710円~)

奄美大島への行き方:名古屋発着は経由便のみ

名古屋からは奄美大島への直行便がありません。スカイマークの鹿児島経由便を利用しましょう。

経由便(中部~鹿児島経由~奄美大島)

  • 中部空港(約3時間10分~4時間30分)スカイマーク 1日2便(片道の料金目安:いま得8,340円~)

奄美大島への行き方:鹿児島発着の飛行機とフェリーを比較

直行便が出ていない各都市からの経由地として一番便利なのが鹿児島です。鹿児島発着のフェリーとも比較してみましょう。

直行便

  • 鹿児島空港(約1時間)JAL系 1日6~8便(片道の料金目安:スーパー先得10,100円~)
  • 鹿児島空港(約1時間)スカイマーク 1日2便(片道の料金目安:いま得3,800円~)

フェリー

  • 鹿児島「新港」→奄美大島「名瀬港」(約11時間)(2等9,220円)
  • 鹿児島「新港」→喜界島経由→奄美大島「名瀬港」(約14時間)(2等9,220円)
  • 鹿児島「新港」→喜界島経由→奄美大島「古仁屋港」(約17時間30分)(2等10,580円)

鹿児島と沖縄本島を結ぶフェリーです。上り・下りともに毎日1便が運航されています。

※「学生割引」「奄美群島間割引」等あり。

※燃料油価格変動調整金が別途必要です。鹿児島~奄美群島間で630円。(2021年8月1日現在)

※気象状況等の影響によって減便や欠航・寄港地を変更する場合があります。ご利用の際は、各社のホームページで運行状況をお確かめください。

奄美大島への行き方:沖縄発着の飛行機とフェリーを比較

鹿児島と比べると料金がかかり、便数が少なくなります。沖縄本島を発着するフェリーとも比較してみましょう。

直行便

  • 那覇空港(約1時間)JAL系 1日1便(片道の料金目安:ウルトラ先得14,320円~)

フェリー

沖縄「那覇港」→奄美大島「名瀬港」(約13時間30分)(2等7,720円)鹿児島「新港」と沖縄本島「那覇港」を結ぶフェリーで、上り・下りともに毎日1便が運航されています。沖縄本島は那覇のほかに北部の「本部港」にも立ち寄ります。

※上記は「奄美・沖縄交流割引」を適用した金額です。ほか「学生割引」等あり。

※燃料油価格変動調整金が別途必要です。那覇~奄美群島間で240円。(2021年8月1日現在)

※気象状況等の影響によって減便や欠航・寄港地を変更する場合があります。ご利用の際は、各社のホームページで運行状況をお確かめください。

奄美空港や名瀬港・古仁屋港から市街地へのアクセス方法

奄美大島に到着して市街地に向かうアクセス方法をご紹介します。奄美大島には電車がありませんので、移動手段は基本的に「路線バス」「レンタカー」「タクシー」を利用しましょう。

ここでは奄美大島の一番大きな繁華街「名瀬市街地」と、奄美大島南端にある瀬戸内町の「古仁屋市街地」への行き方をチェックします。古仁屋は対岸に加計呂麻島や請島、与路島などの離島があり、町営定期船が出航する拠点の町です。

路線バス:しまバスにて

  • 奄美空港~名瀬市街地(約55分)大人1,100円(小人550円)
  • 奄美空港~古仁屋市街地(約2時間15分)大人2,500円(小人1,250円)

路線バス乗り放題1日券を利用すれば大人2,100円(小人1,050円)で何度でも乗り放題になります。ほかに2日券、3日券があるので、旅行の計画に合わせて便利に使用できます。

奄美大島 路線バス しまバス 路線バス乗り放題1日券を利用すれば大人2,100円(小人1,050円)で何度でも乗り放題

レンタカーにて

  • 奄美空港~名瀬市街地(約45分)
  • 奄美空港~古仁屋市街地(約1時間40分)
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徒歩にて

  • 名瀬港~名瀬市街地(約15分)
  • 古仁屋港~古仁屋市街地(約5分)

タクシーを利用する場合

タクシーが待機しているのは奄美空港と名瀬港のみで、基本的にながしのタクシーはありません。利用する際はタクシー会社に電話して呼びましょう。

まとめ

快適な直行便のほかに、奄美大島での滞在時間が長くなる経由便や離島めぐりを楽しめるフェリーなど、それぞれにメリットがありました。

奄美大島は島の多くが森になっています。自然豊かな山間部でのアウトドアやサンゴ礁が広がる美しい海でダイビングなど、魅力あふれる島時間を満喫しましょう!

※運航ダイヤや料金は変更されることがあります。事前に各会社のHPでお確かめ頂けますようお願いいたします。

公式サイト

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2021年11月にオープンしたばかりの1棟貸しの奄美大島を堪能するにピッタリのデザイナーズ別荘。
徒歩30秒の奄美ブルーの海と夜景には満天の星に言葉では表せれない感動を体験を与えてくれます。1棟貸しだからできる贅沢なプライベート空間で奄美の美しさをで心ゆくまで感じてみてはいかがでしょうか?

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しゃけ

離島に旅行する時に迷うのがアクセス方法です。私は離島での観光や美味しいものにお金をかけたいので、できるだけ安く早く行ける方法をいつも探すのですが、分かりやすくまとまっていて、参考になりました。

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