鹿児島県と沖縄県の間に位置している奄美大島では、交通手段や船の旅を楽しむためにフェリーを使うことができます。主に奄美大島を経由する形で鹿児島県と沖縄県を結ぶフェリーを利用します。
フェリーではほかの移動方法とは違い、奄美群島のきれいな海を楽しむことができる点が非常に魅力的です。
奄美大島で利用できるフェリーについて紹介していきます。
奄美大島で利用できるフェリー会社
鹿児島県にある鹿児島新港と沖縄県にある本部港、那覇港を結ぶ海路がメインになっており、その間に奄美大島にある名瀬港を通るルートになっています。奄美大島のフェリー会社は、マルエーフェリーとマリックスラインが多く利用されており、両会社の船舶が交互に運航しています。
ルートは、二つあります。
ルート①鹿児島航路
鹿児島 → 名瀬 → 亀徳 → 和泊 → 与論 → 本部 → 那覇
ルート②奄美海運
鹿児島→ 喜界 → 名瀬 → 古仁屋 → 平土野 → 知名
待合所
住所:奄美市名瀬塩浜町17-2281※クリックでGoogleMapへ移動します
ルート①鹿児島航路
この航路はマルエーフェリー会社ではフェリーあけぼのとフェリー浜之上が、マリックスライン会社ではクリーンコーラルプラスとクイーンコーラル8が交代で運行しており、上り便と下り便どちらも二日に一回の運行になっています。
下り便 時刻表
鹿児島(出18:00) → 名瀬(翌日入05:00、出05:50) → 亀徳 → 和泊 → 与論 → 本部(入16:40 出17:10) → 那覇(入19:00)
上り便 時刻表
那覇(出07:00) → 本部(入09:00、出09:20) → 与論 → 和泊 → 亀徳 → 名瀬(入20:30、出21:20) → 鹿児島(翌日入08:30)
料金 ※小児は半額
鹿児島・名瀬間
特等 23,050円、1等 18,440円、2等 9,220円、学割 7,380円、寝床 4,610円/2,080円
亀徳・名瀬間
特等 7,600円、1等 6,080円、2等 3,040円、学割 2,440円、寝床 1,680円/1,050円
沖縄・名瀬間
特等 24,380円、1等 19,500円、2等 9,750円、学割 7,800円、寝床 6,280円/2,080円
ルート②奄美海運
この航路はマルエーフェリー会社でほぼ毎日フェリーあまみ(平土野まで)とフェリーきかい(知名まで)が一日おきに交代で運行しています。
下り便 時刻表
鹿児島(出17:30) → 喜界 → 名瀬(翌日入07:00、出07:30) → 古仁屋 → 平土野 → 知名(入14:50)
上り便 時刻表
知名(出15:05) → 平土野 → 古仁屋 → 名瀬(入19:55、出20:15) → 喜界 → 鹿児島(翌日入10:20)
料金 ※小児は半額
鹿児島・名瀬間
1等 18,440円、2等 9,220円、学割 7,380円、寝床 3,000円/1,500円
鹿児島・古仁屋間
1等 21,160円、2等 10,580円、学割 8,470円、寝床 3,000円/1,500円
古仁屋・名瀬間
1等 4,400円、2等 2,200円、学割なし、寝床1,000円/500円
2021年11月にオープンしたばかりの1棟貸しの奄美大島を堪能するにピッタリのデザイナーズ別荘。
徒歩30秒の奄美ブルーの海と夜景には満天の星に言葉では表せれない感動を体験を与えてくれます。1棟貸しだからできる贅沢なプライベート空間で奄美の美しさをで心ゆくまで感じてみてはいかがでしょうか?
奄美群島を巡ることができる船の旅
奄美大島ではフェリーを交通手段として使うだけでなく、奄美群島を船旅で楽しむツアーが設けられています。ここではそのツアーのモデルコースをいくつか紹介していきます。
コース①鹿児島~奄美大島~鹿児島の三泊四日の旅
夕方に鹿児島を出発するフェリーに乗り、奄美大島の名瀬港には明け方の5時頃に到着します。船の上できれいな星空や朝焼けの景色を楽しむことができます。
奄美大島に到着し二日目は、【おがみ山公園 → スイーツ&コンフィチュールSonoka → 原ハブ屋 → 奄美パーク(奄美の郷) → 田中一村記念美術館 → surf×café green hill → 奄美自然観察の森】を楽しむことができます。
そして三日目は、【マテリヤの滝 → 湯湾岳公園 → Bee lunch → 国直集落まるごと体験 → 居酒屋「脇田丸」】 → その後は夕方に名瀬港から出るフェリーに乗り、翌日の朝に鹿児島に到着します。ここでは朝食の提供もあるので、下船前に食事を済ませることができます。
コース②古仁屋(奄美大島)~加計呂麻島の日帰り旅
古仁屋を出発したフェリーで加計呂麻島まで、約20から30分のショートクルージングを楽しむことができます。その後加計呂麻島ではレンタサイクルなどを活用しながら、花富集落や島尾敏雄文学碑公園、スリ浜(諸数集落)などを観光し、そして古仁屋に戻ったら瀬戸内漁協直販店「海力」(せとうち海の駅)で海鮮を楽しむことができます。
その他にも沖縄や与論島、徳之島などを巡るモデルプランが設けられており、日帰りから六泊七日まであります。どれも奄美群島ならではの海を楽しむことができ、非日常的な体験ができるコースです。
ぜひフェリーを利用した船旅で奄美大島を満喫しましょう!
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鹿児島ルートでフェリーを利用しました。飛行機だったらあっという間に奄美に着きますが、フェリーならではの海の旅を満喫できて楽しかったです。2等船室の利用でしたが、ほとんどデッキに出て景色を眺めていたので船室にいることはほとんどなかったです。
車を持っていきたいときにはフェリーが便利です。レンタカーもありますが、台数が少ないので、結構高いことも多くありました。