奄美大島の郷土料理「鶏飯」とは?おすすめのお店はどこ?

旅行に行ったら楽しみたいものの一つに、その土地の郷土料理がありますよね。奄美大島では「鶏飯(けいはん)」という郷土料理が有名です。奄美ならではのやさしい味わいは、きっと旅の思い出に残るはず。この記事では鶏飯について、そしておすすめの鶏飯店についてご紹介します。

鶏飯とはどんな料理?

鶏飯は、「とりめし」ではなく「けいはん」と読みます。現在の「けいはん」は炊き込みご飯や丼ものに近い「とりめし」とは異なるお茶漬けのような料理です。白いご飯に様々な具材や薬味をのせ、丸鶏から取ったスープをかけて食べます。具材はほぐした鶏肉、錦糸卵、椎茸、パパイヤ漬け、タンカン、みかんの皮など。薬味はネギ、きざみ海苔、ごま、紅しょうがなどです。お店でもご飯に自分で具材と薬味を盛り付け、スープをかけて食べる形式が一般的です。

鶏飯は、炊き込みご飯や丼ものに近い「とりめし」とは異なるお茶漬けのような料理です

発祥と歴史

鶏飯の由来は約400年前、奄美大島が薩摩藩の支配下に置かれていたころまでさかのぼります。役人をもてなすために作られていたという当時の鶏飯は、今とは違う鶏肉の炊き込みご飯でした。それは庶民には手の届かない高級料理だったといいます。

昭和21年、旅館『みなとや』の開業にあたって初代館主の岩城キネが以前の鶏飯にアレンジを加え、具材が乗ったご飯にスープをかけて食べる今のスタイルが誕生しました。昭和43年には当時の皇太子夫妻が奄美大島で鶏飯を召し上がり、大好評だったようです。これをきっかけとして鶏飯は奄美大島を代表する料理として家庭にも普及し、今では子どもたちに人気の給食メニューでもあります。

奄美大島でおすすめの鶏飯店4選

①1番おすすめ!鶏飯の元祖 『みなとや』

岩城キネさんが開業した旅館『みなとや』は現在鶏飯専門店として続いています。このお店では、鶏の旨味を引き出すために毎日早朝から丸ごと鶏を煮込んでいます。濃厚なのにさっぱりした美味しいスープは、ご飯や具材と見事に調和します。スープがなくなり次第終了してしまうので、早めの時間帯がおすすめです。

鶏飯の元祖『みなとや』でいただく鶏飯
住所〒894-0513 鹿児島県奄美市笠利町外金久81
TEL0997-63-0023
営業時間11:30~ ※受け付けをされたお客様のみ対応。10組。材料がなくなり次第終了
定休日不定休
座席数10
駐車場あり
奄美空港からのアクセス車で約10分
Webサイトhttps://minatoya.amamin.jp/
「元祖 けいはん」の銘板が特徴的な鶏飯みなとや の店構え

②こだわりの具材『けいはん ひさ倉』

奄美空港から名瀬に向かう途中にあるためアクセスがよく、観光客人気の高いお店です。このお店はとにかく食材にこだわっているのが特徴。店主自ら育てた地鶏から取った濃厚かつあっさりとしたスープ、地鶏の鶏肉や卵、無農薬で手作りされたパパイヤとタンカンなどの厳選素材を使用しています。

住所〒894-0101 鹿児島県大島郡龍郷町屋入511
TEL0997-62-2988
営業時間11:00~20:30(ラストオーダー20:00)
定休日不定休
座席数164(テーブル席、座敷、団体用テーブル席、団体用座敷あり)
駐車場あり
奄美空港からのアクセス車で約19分
Webサイトhttp://www4.synapse.ne.jp/hisakura/

③地元の人にも人気の居酒屋『鳥しん』

通常の鶏飯に加え、鶏飯丼、油ソーメン、豚の角煮、串焼きや刺身など多様な島料理を提供する居酒屋『鳥しん』。こちらの鶏飯はスープも具材もご飯もボリューミーです。スープは約10時間にわたって煮込まれたもので、旨味がぎゅっと詰まっています。

住所〒894-0021 奄美市名瀬伊津部町12-6
TEL0997-53-6515
営業時間11:00~23:00
定休日なし(年中無休)
座席数67
駐車場あり
奄美空港からのアクセス車で約1時間
Webサイトhttp://www.torishin.co.jp/

④ボリューミーな鶏飯『てっちゃん』

焼き鳥と島料理のお店『てっちゃん』は名瀬店と竜郷店の二つの店舗を構えています。こちらの鶏飯もかなりボリュームがあり、大満足の量です。通常の鶏飯のほか、鶏飯をラーメンにアレンジした「鶏飯ラーメン」もあります。

名瀬店

住所〒894-0026 鹿児島県奄美市名瀬港町3-5
TEL0997-53-1300
営業時間11:30~23:00
定休日不定休(サイトによって表記が異なる)
座席数30
駐車場あり
奄美空港からのアクセス車で約42分

竜郷店

住所〒894-0105 鹿児島県大島郡龍郷町大勝75-2
TEL0997-62-5178
営業時間11:00〜23:00(ラストオーダー22:30)
定休日月曜日
座席数50
駐車場あり
奄美空港からのアクセス車で約22分

まとめ

長い歴史を経て奄美大島を代表する郷土料理となった鶏飯。子どもから大人まで、誰もがおいしく食べられる料理ですね。鶏飯が食べられる店は奄美大島にたくさんあり、それぞれ少しずつ味が違うようです。奄美大島に行ったら、地元の人にも観光客にも愛されるあたたかい味をぜひ楽しんでみてください!

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いもと

ひさ倉で鶏飯、鶏刺しを食べました。
ご飯はおひつ、スープはお鍋で出てきて、自分たちで好きなように盛り付けられました。  鶏のだしがさっぱりして美味しく、サラサラと食べられるので、何杯でも食べられそうでした。
鳥刺しも初めて食べましたが、臭みも癖もなく美味しかったです。

キトラ

この島の代表的な郷土料理はぜひ食べてみたいです。見た目もヘルシーでおいしそうなのが気に入りました。

ヌキさん

ひさ倉で鶏飯いただきました。美味しすぎて、ご飯おかわりしました。だしが美味しいので、そのまま飲めるぐらいでした。一度行けば、やみつきになります!

しょうた

いろいろ気になりますが、鳥しんが特に気になります!

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